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ありのままの自分が体験し、感じたことを気ままに書いています!!”露堂々”

#7 『大人のための「寓話」50選」』からの気づき

 

仕事に効く人生に役立つ 大人のための「寓話」50選

仕事に効く人生に役立つ 大人のための「寓話」50選

  • 作者:廣川 州伸
  • 発売日: 2020/03/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

〜気になった言葉〜

”完璧主義ではなく、「最前主義」を目指す
  • 「画龍点晴を欠く」。龍の画に目玉を描くことを欠くということは、「一番肝心あ部分が不足している」ということ。
  • 必要以上に完璧を求めると、えてして責任を果たせない。ある意味、いいかげん=「よいかげん」が必要ということ。
”仕事にも恋愛にも、ワクワク感を忘れない”
  • 哲学者のバートラン・ラッセル は「他人と比較している限り、誰も幸せになれない」と説いている。幸せの基準は自分にある。
  • 運がいい人というのは、神様から幸運を授けられる人のことではない。目の前のチャンスに気づき対応できる人のことである。
”成功へのストーリーを描き出す(原点に立ち返る勇気)”
  • 成功するには、目的が明確出なければならないのとともに、そこに至るプロセスも重要。そして、間違った道に迷い込んだ場合は原点に立ち返り、別のプロセスを検討してみることだ。
”できないことがあっても、当たり前と心得る”
  • ものの開発は、できないところがスタート地点である。愚直な行動を繰り返すことは美徳となせば、成功できる鉄則を編み出せる。
”今の自分にとって何が重要かを考える”(やり残した夢)
  • 自分のモノサシで人生を振り返ると、自分が生まれてきた意義に気づき、これまで生まれてきた意味に思いいたり、これから生きていく力が湧いてくる。
”一日の行動を一つひとつ大切にする(覆水盆に返らず)”
  • 現実のリアルな世界では、リセットがきかない。そのために、人はどうするか、なのである。
  • 日米のプロ野球でレジェントとなったイチローは、子どもの時代から、小さなことを毎日積み重ねれば、夢にたどり着くこと、そのために一日一日が大事だということを知っていた。それで、毎日、素振りを繰り返した。
  • 現実世界でチャンスを逃したら、「次」はない。だから、毎日、コツコツ自分のできることを積み重ねる。それが100日、1000日と続けることができれば、おのずと夢は近づく。
”いつチャンスが訪れても対応できるように準備しておく”
  • たった1分でも、いや、30秒でもラッキーなことは起こり得る。確かに、それは事実だが、その30秒のために、ルーカスは何ヶ月も準備して、機会を待ったはず。ルーカスは、有名映画プロデューサーの行動を調べ、エレベーターで二人だけになるチャンスを待って、行動を起こしたのである。
ナンバーワンよりオンリーワンを目指す”
  • 全部を得意にならなくていい、特別好きなことを見つけ、それを磨く、しかも、誰かと競うのではなく、自分の成長のプロセスだけを見つめる、それこそがすばらしい。
”いざとなったら、逃げ出せばよい(ひとあし、ひとあし...)”
  • 危機を感じたら、逃げてもいい。安全な位置まで逃げ出せたなら、また、新たなチャレンジを始めればよいのである。
”幸福の本当の意味を考える(幸福の柿の木)”
  • 明治・大正時代を代表する文豪・幸田露伴の『幸福論』
  • 幸福に遇う人とそうでない人(「否運の人」と表現)の違いは、「惜福」「分福」「直福」ができる人かそうでない人かだと断じている。

〜雑感〜

  • 禅の言葉にも「前後裁断」というものがあります。今、この時を自分にとって悔いが残らないように最善を尽くすことが大切ですね。

    一瞬一瞬が絶対的な存在であり、「過去―現在―未来」は続いているものではなく、それぞれ独立しているもの。したがって、「過去はどうあがいても変えられず、未来がどうなるか恐れてもしかたがない。とにかく“今”に最善を尽くすべきだ」という考え方です。

  • 現在のイチローさんの存在は、これまでの日々の努力の結果。一番大切なのは、「自分のできることを続ける」ことだと思います。無理があっては継続できないです。「努力の娯楽化」という言葉もありますが、自分が時間を忘れて楽しいと思って取り組めることを続けることが良い結果に繋がるのだと思います。
  • 「植福」も良い言葉ですね。「Pay It Forward(恩の先送り)」という言葉もあります。自分が先輩から受けた恩を後輩へ与えるという意味ですが、自分ができる範囲で若い人が新たな体験ができるように、そんな行動がしたいものです。

(終わり^^)

 

#6 「少数精鋭の組織論」からの気づき

 

 

〜気になった言葉〜

”固定したら、組織も個人も終わりです”
  • 立場を手に入れても挑戦を続けなければ、成功というおごりが時代錯誤を生みかねません。
  • 無様な人は、堅牢です。ありのままで仕事をしている人は、目立たなくても強いものです。
”使い捨てられない個人になるためには”
  • 部品を動かす軸になるまでいけるかどうかの分かれ目が「基本」なのです。基礎が革新を生むのです。
”迷ったら自分に負荷をかけるべきです”
  • 信頼を失うのは一瞬です。「お客様が我々の生活を支えている」という鉄則を守り抜くべき。表裏のない行動しかない。

”お客さんは人間性と心意気を見ている”
  • 「いいもの」は、手間がかかるのです。覚悟が要ります。維持は、片手間ではできません。

”先を読んだら、仕事がつまらなくなる”
  • 新鮮な興奮を味わうことが、飽きずにやれる原動力です。

”機械にはない「ブレ」こそが愛される”
  • 「うまくいかなくて当たり前」が身について理解できます。寸分たがわず思い通りになったら料理人はむしろ不安にな流ものです。「こんなにうまくいくわけがない。何か見落としていないか。いつかどこかでしっぺかえしが来るのではないだろうか」と。「うまくいかない」が社会であり人生であるのならば、それに慣れることが、一番の打開策になるのではないでしょうか。 

”追い詰められてはじめて、本気が出る”
  • 「どうにもならない」「信じるものは自分しかいない」という渇望が、自分でも意識していない加減のタガをはずしてくれるのではないだろうか。

”満足は、負荷があって享受できるもの”
  • 不自由の中にある満足は、どんな些細なことでも大きく感じられる。この感じ方を日常で身につけられれば、ずいぶん豊かに生きられるではないですか。
”手加減せずに、仕事をするということ”
  • 「ここで終わったらダメだよ!」「やるからにはとことんやらなきゃ!」というこも言っています。一回しかない人生なんですから、真価を出すところまで手加減しないで行ってくれと思っています。
”お客さんの信頼を獲得すること”
  • 自分から売りこむのではなく、お客さんがたずねてくれるお店でありたい、と思っています。それはもちろん、いつもいつも、ワッショイワッショイとはお客さんは来ませんよ。でも、「そういう状況こそが、自分の仕事なんだよなぁ」と考えています。
”チームメイトの真価を引き出すために”
  • チームメイトが失敗して動揺している時ほど俊敏にと思います。立ち止まった人がいれば、また正規の道に戻れるところまで、ぼくが一緒に並走します。
”わからないからいいんじゃないか”
  • 「何で、こんなもん、できねえんだよう!」なんて言われて悩んでいる人もいるかもしれませんが、「わからないことが多い」でいいんじゃないですか。今はどうなるかわからなくても、かならず、先につながってゆくものがあります。長い時間を信じて生きることの方が、なりたい自分に至るのではないでしょうか。

〜雑感〜

  • そもそも、この本は、知り合いからの薦めがあり、組織論の学びのために読み始めました。しかし、読み進めていく中で、著者の生き方そのものにとても興味が出てきて、とても共感できるようになりました。
  • 私自身も決して能力が高いわけではないくせに、見栄っ張り、不必要なプライドが高いところがあり、その結果として、いつも、他人と比べてことばかりして、悩むことが多いです。
  • しかし、著者の言葉通り、万人受けを望まず、自分の料理に「美味しい」と思って、訪れる方を大切にする姿勢はとっても共感しました。
  • ありのままの自分を大切にしながら、その中で、多くの方との繋がりを作り、これからも、愚直に切磋琢磨して生きたいと思います。

 

終わり^^

#5 ”「アンコンシャス・バイアス」マネジメント”からの気づき

 

「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

 

 

久しぶりにブログ書きます。

この書籍をSNSで知り興味があり読んでみました。内容は、まさに「目から鱗」でした。あらためて自分と向き合うキッカケになりました。とても良いオススメの1冊です。

職場にあふれている「アンコンシャス・バイアス」の正体

アンコンシャスバイアスって何?

日常のいたるところで起きている「無意識の思い込み」
  • ”無意識”だからこそ、扱い難いですね。
なぜ、人は「無意識の思い込み」をしてしまうのか?
  • 「自己防衛心」からくる心理が生み出す。例えば、目に何かゴミが入りそうになったら、無意識に手で抑えると同じように、私たちは、言動含めて攻撃を受けそうになると、自身を守ろうとする、そのために、自分に都合にの良いように事実に反して思い込んで受けとめてしまうとういうことですね。まさしく、私にとって「あるある」です。
  • ただ、ここで大事なことは、これは特定の個人だけで起きるものではなく、誰でもあることということだと思います。

自分の「無意識のバイアス」に気づく 

リーダーのバイアスが周囲にどんな影響を及ぼしてイルカに気づく

「気づく力=自己認知力」を高める
  • 自分で自分の思い込みに気づくことができるかどうかが、「その後の行動と結果」の大きな分かれ道となる。
  • 自己認知は、「自分のことに気づこうとするかどうか」の心の持ちようの問題。
  • この「自分のことに気づこう」がポイントですね。 これは、ありのままの自分を受け入れようとするか、その第1歩を踏み出そうとするかですね。
自己認知力を高める心の持ちよう
  • 「こういうものだ」と確信を持っていることから、まずは疑ってみる。
  • これって簡単なようで実は難しいことではないでしょうか。「あたりまえ」と思い続けることは心理的には楽だと思いますが、「変える」ということは、パワーと時間がかかるものであり、それを実行する(挑戦する)ことへの心理的なハードルは高いと思います。

相手の非言語メッセージを意識する

相手の「不快」に目を向ける
  • メラビアンの法則とは、コミュニケーションの手段として、非言語情報が9割以上を占めるというものですが、まさしく、自己認知力を高めるためには、相手の反応の違和感をあったらそのままにせず、自分の思い込みを振り返って見ることが大切ですね。

バイアスがあわられやすい言動をやめる

アンコンシャス・バイアスは「2つの言動」(「決めつけ」と「押しつけ」)にあわられる

人は無意識に決めつけたり、押しつけたりしている
  • 「自己防衛心」から、自分の都合を優先したり、自分の要望を叶えようとすると、特に起きやすい。
  • これは、逆に、相手の「自己防衛心」を高めることとなり、これが続いたりすると、自分に対する不信や不満が募ることになります。まさしく、「百害あって一利なし」ということですね。
  • この回避策は、相手の価値観を知る努力をすることや、その価値観に基づく相手の意見を受け入れることになりますね。

意識の置きどころを変える

対処の基本は「意識化」すること

「どう感じるか」は相手次第
  • 「何が相手を不快にするのか?」「一人ひとり、捉え方が違う」ということに意識を置くことは最低限の配慮。
  • これは、人間関係やコミュニケーションの基本ですね。

「なぜ?」ではなく、「何が大切?」と未来に向けた質問をする

原因の決めつけは思い込みにつながる
  • 「きっとこうに違いない」と、自分以外の何かに原因を求めることは、アンコンシャス・バイアスの正体である「自己防衛心」によるものです。
  • 禅では「過去と他人は変えられない」と言われています。これは私の好きな言葉のひとつです。相手を受け入れ、過去ではなく、未来に向けた問いを意識する必要がありますね。

「今・現実」を意識する

理想に振り回されず「今」に目を向ける
  • 禅の言葉に「前後際断」というものがあります。「今」という現実、そして事実に目を向けることが大切ですね。

互いのバイアスに振り回されないチームになる

自分の中にある「思い込み」を伝え合う

気づきはメンバーがいるからこそ生まれる
  • 無意識の思い込みを「ゼロ」にすることは難しいからこそ、「気づこうとすること」「意識すること」が大切であり、「相手の非言語メッセージ」に目を向け、「相手からのフィードバックと向き合うこと」が何より大切です。
  • まさしく、その通り。例えば、鏡をみて自分の変化に気づくことと同じように、相手から気づかせていただくことは多いと思います。”メンバー=鏡”ですね。進んで鏡の前に立つという姿勢が大事かもしれませんね。

余裕をつくる

「ムダな仕事はやらない」と伝えることはリーダーの大切な仕事
  • 「時間の余裕」、「仕事の余裕」、「心理的な余裕」を持つことは大切ですね。リーダーは、決まられた業務の目標達成のためのマネジメント主体というよりは、部下が「考える」ための余裕をつくること、そして、そこから新しい何かが生まれることを導くことが、一番大切なマネジメントではないでしょうか。

<付録>

リーダーが意識しておきたい代表的な15のアンコンシャス・バイアス

確証バイアス(Confirmation bias)
  • 自分に都合のいい情報ばかりに目がいってしまう
ステレオタイプ(Stereotype)
  • 人の属性や一部の特性をもとに先入観や固定観念で決めつけてしまう
ハロー効果(Halo effect)
  • 相手の一部の長所ですべてがよく見える
正常性バイアス(Normalcy bias)
  • 周りが変化していたり、危機的な状況が追っていても、「私は大丈夫」と、自分に都合のいいように思い込んでしまう
権威バイアス(Authority bias)
  • 権威ある人の言うことは、間違いないと思い込む
コミットメントのスカレーション(Escalation of commitment)
  • 過去の自分の意思決定を正当化してしまう
アインシュルテルング効果(Einstellung effect)
  • 慣れ親しんだ考え方やものの見方に固執してしまい、他のものの見方に気づかない
集団同調性バイアス(Majority synching bias)
  • 周りと同じように行動してしまう
ステレオタイプ脅威(Stereotype threat)
  • 自分の「属性」に対する否定的な固定観念が呪縛となる
自己奉仕バイアス(Self-serving bias)
  • 成功は自分の手柄であり、失敗の責任は自分にはないと思い込む
専門偏向(Professional deformation)
  • 自分の専門領域でものごとを考えてしまう
サンクコスト効果(Sunk cost effect)
  • 費やした時間や労力を考えてしまい、やめたほうがいいことでもやめられなくなる
バラ色の回顧(Rosy retrospection)
  • 過去を美化してしまい、今を否定してしまう
ダニング・クルーガー効果(Dunning・kruger effect)
  • 等身大の自分を隠して過大評価してしまう
インポスター症候群
  • 能力があるにもかかわらず、自分を歌唱評価してしまう

以上です。

 

#4 ビジネスも人生もグロースさせる「コミュニティマーケティング」からの気づき

 

 

ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング

ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング

 

 

ビジネスも人生もグロースさせる「コミュニティマーケティング」からの気づき

  • 自走するコミュニティの強さ
  • コトに対するエンゲージメント
    • コミュニティ活動には、金銭的な報酬が発生する訳ではありません。コミュニティのメンバーのインセンティブも、金銭にあるわけではない。むしろ、「自分ゴト」として、楽しんで情報発信してくれる。
  • コミュニティマーケティングの可能性
    • ビジネスのみならず、仕事のキャリアや人生むグロースしてくれる。
    • 自分の能力や多面性が表現しやすくなる。周りから自分の能力や得意分野を見つけられやすくなる。
  • 第1章 AWSを成功に導いた「コミュニティマーケティング」と何か

    • マーケティングは、恋愛と同じだ。好きな人がいたら、その人のことを考えて、食事に誘ったり、ドライブのコースを考えたりする。相手によってオファーは変わる。マーケティングそのものだ。誰に、何を、どう売るか、Who、What、How なんだ」。これが全てを物語っていますね。本当に分かりやすい。腹落ちする。
    • 徹底的にマーケティングを学ぶ(仕事や人との出会い)
      • 偶然の仕事や人との出会いって、とても切だと思います。たまたま、大きなプロジェクトに携わることになったことを考えてみると、最初は「エライことになったな」と思うことも多いと思いますが、その仕事に興味を持ち、チャレンジすることにより、結果として、自分の成長に繋がることも多いのではないでしょうか。加えて、その中での人との出会い。自分にはない、広く、高い見識を持っている人や視座の高い人も多く、その後の人生の手本となる人も多いと思います。そして、そこで受けたご恩は「Pay it forward」をしていくことが大切だと思います。これは、今の自分が心がけていることです。
    • コミュニティを通じて情報発信する仕組み
      • 「Sell Through The Community」は、サービスやモノに対するエンゲージメントの高い人を増やす、つまり、ファンを増やすということだと思います。ここが、「Sell To The Community」(ユーザーグループ)との違いではないかと思っています。
      • コミュニティの発信する情報がもたらすもの
        • あるところで聞いた話ですが、お客様がコト(サービス)やモノを購入(契約)する場合に行う行動(カスタマジャーニー)の中で、一番影響するのは、「口コミ」であると。販売する側で、いくら良い宣伝活動や情報発信をしても、そこには「本当!?」という部分があると思います。でも、同じように、そのコトやモノに興味を持った人や購入して使った人の情報は事実に基づく意見であり、とても有用な情報。コミュニティから発信される情報は、ある意味で「口コミ」と言えるのではないかと思います。
      • コミュニティは、集まることが目的ではない
        • 「集まった人が情報を発信、拡散しないといけない」。全く、その通りだと思います。しかし、私自身そうですが、情報を発信するコトに対する抵抗感は少なからずある人は多いのではないでしょうか。ネット上のブログを見ていると、「まとめ方や書き方が上手だな」と思う毎日です。私自身、100点(これは自分の中での評価ですが)なんて目指すのではなく、30点レベルでも良いという軽い気持ちで、今年から、無理のない範囲でブログ書き始めています。それでも、「いいね」と言ってくれる方がいることが今の励みになっています。
  • 第2章 新しい視点をもたらす「コミュニティマーケティング

    • コミュニティは「自分ゴト化」させやすい
      • 「自分ゴト化」することによりプラスの連鎖が起きるのではないでしょうか。コミュニティには、何かを実現しようとしていて課題を持っている人、その課題を解決するためのアイディアを持っている人がおり、お互いが繋がることにより、新たな価値を生み出す、そういうことができるのがコミュニティの良さだと思っています。
    • コミュニティで交わされるメッセージの強さ
      • お客様から学び、コミュニティを通して、他のお客様にも繋げ、そのお客様にあったベストプラクティクスを提供していくことがコミュニティに本当の価値ではないかと思います。
    • コミュニティや勉強会が最先端の学びの場に
      • 「誰かが1から10まで教えてくれる時代は終わった」。まさしく、その通りだと思います。「教わる」のではなく「自ら学ぶ」ということ、そこには、視野を拡げ、関心を持つという姿勢が必要ではないでしょうか。「自ら学ぶ」ということも、自分ゴト化しないとできないことだと思います。
    • 会社のラベルより、「個」が大事になる時代
      • 「個」として、社会(外)から認められること、そうなるための実践・行動が必要だと思います。私に必要なのは、まず、勇気を持って、その第一歩を踏み出すことかも。
    • 窓がなく外が見えない船室にいるリスク
      • 外を知らなくても生活できるという感覚があるとすれば、大きなリスクですね。外を見る、外の空気を吸う、外で活動してみる、これが大事だと思います。
  • 第3章 「コミュニティマーケティング」を成功させるための鉄則

  • 自分が扱う商材を本当に信じているということ
    • 熱量の源泉は「本当に良いと信じること」だと思います。そこが、コミュニティマーケティングのスタートラインですね。
  • 「ブログ書くまでが勉強会」というパワーフレーズ
    • 私の場合、「聞いた」だけでは自分のものにならないので、言語化(文章化)して、書き出すことを心がけています。これは、若干時間を要しますが、とても頭の整理になります。急がば回れ...
    • 今年になってブログを書き始めましたが、私などの文章でも、「いいね」と言ってくださる人もおり、それが、今の自分にとってのインセンティブになっています。人は基本的に承認要求が強い生き物だと思いますので、その欲求も満たされているということだと思います。
  • 第4章 「コミュニティマーケティング」の実践ケーススタディ

  • CASE1 LTV(ライフタイムバリュー)が重要な商材
    • 重要な指標が「チャンレート(解約率)」をどれくらい低く抑えられるか。この対策としてコミュニティマーケティングが有効。まさしく、その通りですね。ファンがいて、コミュニティを通して、そのファンから「うまく使える方法」を聞けるということは、結果として、「やめようか」と思っている人にとっては貴重な新たな気づき(チャンス)が得られるのではないかと思います。
  • CASE2 フィードバックループをつくることができる商材
    • 一般的にメーカー等は改善要望(顧客の声)を顧客から「集める」というスタンスだと思います。でも、「集める」というスタンスで本当に必要な意見が集まるだろうか。やはり「集まる」という仕組みが必要なのではないか、それが、コミュニティマーケティングだと思います。
    • 「顔が見える方がコミュニケーションを取りやすい」。その通りですね。顔が見えない相手との会話は「不安」が少なからずあると思います。そのような状態では、コミュニケーションは取れないですね。オフラインミーティングで直接顔を見て話すという機会は大事だと思います。
  • コミュニティは簡単に「コピーできない」
    • お金を払ってもできないのがコミュニティ。その形成にはある程度の時間を要するものの、関心軸を明確にして、小さく始め(ファーストピンを狙って)、大きく育てるということが大事だと思います。
  • 第5章 「コミュニティマーケティング」は人生もグロースさせる

    • 全員を相手にしようとするから、無理が生じる
      • 全く、その通りだと思います。そもそも、社会は「個」の集合体であり、それぞれ違うもの。そこで共通項を探して何かをしようとしても、そこには特徴もなく、ありきたりのことしかできないと思います。その時点では少数派であっても、将来性があると自分が思えれば、そこにチャレンジすることで道は開けるということだと思います。少数派を狙うからこそ、関心軸は共通している(熱量の高い)人が集まり、コミュニティが形成しやすいのではないしょうか。
    • どれだけ情報発信していけるかがカギ
      • これは、以前、直接、小島さんか「ら情報発信する人のところに、新たな情報が集まる」というお話を伺いました。とても印象に残っている言葉です。最近、それをとても実感しております。自分はまだまだですが、少しずつ増やしていきたいと思っています
    • 公私混同のアウトプットで自分の期待値を調整
      • やはり、自分の感心事がどこにあるかを認識して、好奇心を持って、そこを拡げ・深める。そこで、公私混同することは自然なことだと思います。そこにあえて境界線を引く必要もなく。
      • また、自分の考えを言語化することはとても大事だと思います。その手段として、今年から私も無理のない範囲でブログを書くことを始めました。長続きすることを期待して。

今回はこのあたりで。では、また.....

#3 「管理ゼロで成果はあがる」からの気づき

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「管理ゼロで成果はあがる」から多くの気づきを得ることができました。

第一部 生産的に働く 〜楽に成果をあげるために“見直す”

「働き方を見直して残業を減らそう」の悪循環
  • つい最近まで私自身の思考も、この悪循環にはまっていました。働き方改革=残業を減らすことと理解されることが多いと思います。私は働き方改革の目的は「時間の再配置」であり、改革(見直し)によって創出された時間(余白)を会社や個人のためにどう使っていくかを考えることが大切だと思います。ただ、なかなか「働き方改革」に関心が高まらなかったり、それを考える時間がなかったり、まさしく、「木こりのジレンマ」状態。この状況を打開するために、何をするか。少なくとも、根性論で「がんばろう」では何も解決しないと思います。

KPTで振り返る 〜Keep(良かったこと)、Problem(悪買ったこと)、Try(次に試すこと)で振り返る〜
  • この振り返り手法は素晴らしいと思います。特に、最初に、Keep(良かった)ことを振り返ることは大切ですね。振り返ること自体、「面倒」と言うケースも多いです。その際に、まず、自分たちが行ってきて良かったことは話し易く、楽しいことだと思います。また、Try(次に試すこと)も素晴らしいです。この言葉には、Challengeの意味もあると思います。また、何かを始める時に、関心を持つことが重要だと思います。

  • 個人的な好きな言葉、常に考えていることがあります。

  • 好奇心(Curiosity)→挑戦・実行(Challenge)→Change(変化・成長)。成果を出すための「3つのC」と考えています。

「100%の品質と完成度は目指さない」
  • この話題には、普段のコミュニケーションが大切だと思います。今、自分が何を、どのレベルで求められかを考え・意識することが大切ですね。完成度が求められているのか、スピードが求められているのか。少なくとも、「過剰品質」は避けたいと思っています。

仕事の前に「タスクばらし」をする
  • これは仲間とコト(仕事など)を進める中で本当に必要なことですね。コトを漠然と捉えると、不安や心配だけが先行すると思います。そこを、小さく分解すると、不思議と「やれそう」と言う気持ちになることが多いですね。まさしく、これも心理的安全性を高めることにつながるのではないでしょうか。
コミュニケーションの小口化
  • 現在、コト(仕事など)を進める中で、コミュニケーションをいかに活性化するか、密にとるか、そのためにどういう方法があるのか、また、ツールとして何を使った方がよいか、この辺りを日々考えています。

  • 確かに、ツールは、Face-To-Faceによる相談か、メールが主流です。メールの場合の課題は、相手の反応が見えないこと、そもそもメールを読んだのかもわからないですね。ただ、メールを読んでもらったとしても返信がない場合の解釈をどう考えるかが悩ましいですね。全てのケースで「了解」と言う解釈は危険ですね。従って、ツールの特性に合わせた仲間とのコミュニケーションの習慣も変えていかなければいけないなと思っています。メールをもらったら、必ず返信等の反応をするという仲間とのルール作りが必要だと思います。
作業ではなく仕事を任せる
  • 私も日々感じていることですが、作業を任せると、その範囲の中でしっかりと遂行することができる人は多いと思います。しかし、それが続くと、「自ら考え・行動する」ということの意識が低下してくる(受動的になる)のではないかと懸念しています。
  • 任せる相手によって変える必要はあるかと思いますが、自ら考えられる人や視座を高く持てる人に対しては、仕事の全体像と目的を伝えることがとても良いことだと思います。それが、個人の成長、そして、自律でできる組織に繋がるのではないかと思います。
仕事の結果に対して、フィードバックをする
  • これは、人を育てる観点で非常に大切なことだと思います。褒められて不快になる人はいないし、アドバイスを貰えれば、それは次に繋げていけると思います。やはり、自分を見ていてくれていることを伝える、伝わることは個人の成長にとって、とても大切なことだと思います。
信頼関係を見直す 〜「心理的安全性」を生み出す環境〜
  • 昨今、働き方改革の議論の中で、生産性の向上というキーワードが必ず出ます。様々なツール活用や業務フローの見直し等の施策に取組みがちですが、個人的には一番効果があるのは、そこで働く人の心理的安全性をいかに高められるか、そこだと思います。後で出てくる、「ザッソウ(雑談・相談)」は本当に大切なことだと思います。
振り返りができれば失敗してもいい
  • 何かを行うとすれば、必ず失敗は付き物。その失敗を次に活かすことが大切であり、また、周りも失敗をマイナスに評価すべきではないと思います。過去と同じことをやって失敗ならばマイナスに考えるべきでしょうが、挑戦した際の失敗は将来への投資と考えるべきではないかと思います。
価値観の違いや人生観も共有する
  • 共にコト(仕事など)を進める仲間の価値観を尊重することは大切ですね。自分と他人は別個人(別人格)なので、自分の価値観を押し付けるべきでないと思っています。
  • また、他人の価値観は、普段からのコミュニケーションから共有されるものであり、そのためにも雑談は必要だと思います。
会議を見直す 〜口を動かすだけでなく、いっしょに手を動かす〜
  • 私も過去に、会議に参加することで、仕事をしたような気持ちになっていた時期がありました。でも、結局は、会議後に、コトが進んだかで大切ですね。時間をかければ良いアウトプットが出るわけでもなく、会議の運営方法は適宜変えるべきですね。情報共有のみが目的の会議があれば、それは別手段で行うべきだと思います。
雑談を見直す ホウレンソウから「ザッソウ」へ
  • これは、本当に大切なことだと思います。今回、この書籍を拝読させていただき、再度、気づかさせて頂きました。
  • 報連相」を否定はしませんが、なかなか階層組織の場合、特に、上司に対する「報連相」は、部下にとっては、心理的な負担が少なからずあると思います。例えば、ひな壇に座っている上司のところへ行って、面と向かって話をすることは、かなりハードルが高いこと。特に、それがトラブルに関わるもので上司にとっては耳障りのようない内容だったりすると、特にそうだと思います。
  • それが、雑談から入り、「実は○○○○について相談したいのですが…」という流れが取れれば、その心理的安全性はある程度保たれるような気がします。
  • ただ、鶏と卵の話のようなものだと思いますが、雑談できるというのも、普段から、それができる環境や相手との信頼関係ができていることが前提になると思いますので、その環境や関係づくりが実践では難しいところかもしれないと思います。
社内業務を見直す〜最初から完璧なものを目指さない〜
  • これもとても大切ですし、実感していることです。
  • 「精度」と「スピード」のどちらを優先するかはケースバイケースだとは思いますが、最近思うのは、「スピード」を優先して、精度は低くてもアウトプットを出すことが大切だし、普段の業務を回すためにはとても良いことだと思います。何故かと言えば、自分で考えられることは、自分の知識や経験の範囲内であり、それ以上のことは、なかなか難しいと思います。
  • 資料作成において、「ブラッシュアップ」という言い方をしますが、これは自分で続けるよりも、第三者と共に行った方が絶対に効率も良いと思います。

第2部 自律的に働く 〜人を支配しているものを“なくす”〜

セルフマネジメントの3つのレベル(仕事・組織・自分の3つのレベル)
  • 「自分で仕事を見つけて成果を出す」。この場合の「仕事を見つける」ために、普段から何を心がけるべきが、意識するべきかが大切だと思います。「仕事」は自己満足だけを満たすものではいけないし、仲間との協働作業において、そのゴールに寄与するものでなかればいけないと思います。そのために、自分に何ができるのか、何をすべきかを意識することが大切だと思います。正解はわかりませんが、個人的には、プロジェクトのスタート前に、仲間とのアウトプットイメージを十分に合わせること、そして、途中での変化に対応するための、仲間との普段のコミュニケーションが大切ではではないかと思います。
数字をなくす 〜組織のビジョンよりも自分のためなら頑張れる〜
  • 一般的に目標設定において、定量的な数字の目標が求められることが多く、逆に、定性的なものは、嫌われることも多いと思います。
  • 今回、この本を読んで改めて気づいたことがあります。数字の目標は非常にわかりやすい。ただし、その場合、日々の仕事は、その数字の目標達成のための線上の活動になってしまうのではないか。取り巻く環境の変化が激しい中で、お客様の満足を満たして行くため、柔軟な働き方が求められるのではないか。そのために、線上の活動だけではダメで、蛇行するような曲線を描けるように目標設定をしなければいけないのではないか。そのためには、数字の目標だけではなく、組織もしくは個人のミッション・ビジョンを明確にして、協働する仲間全員に落とし込みをする必要があるように思います。
モチベーションの源泉と自分のために頑張る
  • 「自分自身のためになることかどうか大事」。 まさしく、その通りだと思います。結局、組織は個人の集合体。個人のパワーを最大化するために、各個人の価値観を満たせるようなアプローチが必要だと思います。それを行う上で、考慮すべきは、価値観は個人ごとに違うことですね。異なる価値観の個人を組み合わせて、どのようなチームを作りあげるかがポイントだと思います。
教育をなくす 〜自分の頭で考える社員の育て方〜
  • 「人を育てるなんて考えず、育つ環境を与える」、全く共感します。
  • アドラー心理学の中の、「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という言葉を思い出しました。やはり、「本人に今やっていることが、どうやって役に立って、会社や個人の成長に繋がって行くのかを想像させてあげる」ことが大切だと思います。そうイメージできれば、自分の頭で考える社員が増えていくのではないかと思います。
チャレンジする仕事を与える
  • まさしく、その通りですね。その人にために、その人の能力よりも、少し高いハードルの仕事を任せることが大事だと思います。そのハードルが高すぎると、それを見た人は飛ぶことを躊躇するかもしれません。「跳べそうだと思ってもらう」、それぐらいの仕事を任せることが良いと思います。
  • この言葉の関連で、尊敬する上司の言葉を思い出しました。「ポストが人を育てる」。そのポストを遂行できる能力のある人材を配置することは普通の人事ですが、ある人には、まさしく、少し高いハードルを与えること(ポストに配置する)で、大きく化けて、ジャンプアップする人もいるのではないかと思います。

第3部 独創的に働く 〜常識や慣習に従うことを“やめる”

文化を継承していくコミュニティのような会社
  • 私もいくつかのコミュニティに参加させていただいておりますが、コミュニティーの素晴しさ、強さというのは、そこに集まるメンバが同じ強い目標(関心軸)を持っていること、ファンであることだと思います。そこには、階層も指示命令系統もなく、メンバ全員が、自分の役割を考え、自ら行動する文化があると思います。本来、強い組織は、こうあるべきではないでしょうか。加えて、それが、一過性のもではなく継続性があり、人の入れ替えがあっても、その文化が受け継がれるような集合体(組織)になって行くことが、過去も今も未来も大切だと思います。

以上です。それでは、また.....

#2リーダーと部下のコミュニケーション、そしてリーダーの意思決定

今の自分が置かれている立場・環境に関して、多くの気づきが得られた良い内容の一冊でした!!

 

新しい時代のリーダー「決める力」4つのルール

「〇〇%で意思決定する」

  • 意思決定のいくつかのパターン。あるものは完璧を求められ、意思決定してもらうパターン。あるものはは30%程度で相談できるパターン。後者も「相談」とは言いつつ、上司の意思を伺えるので、部下にとっては、「意思決定・方向性の確認」になると思っています。

  • リーダーには、ケースに応じて柔軟に対応するスキルが必要ですね。

「自分の弱みをオープンにする」

  • これは今の私のスタイルそのものです。自分の弱みをオープンにすることは部下との距離を縮める意味でも大切だと思っています。

  • 好きな禅語の一つに「露堂々」というものがあります。本来の意味は「真理は目の前にはっきりとあらわれている」ですが、私は「ありのままの自分をオープンにする」と勝手に思っています。

「外脳を使う」

  • 自分の専門外、特に社外の人との繋がりの大切さを感じています。日々新たな気づきを得ています。様々な価値観であったり、様々な行動であったり、本当に素晴らしい人って多いですね。

「自分の上司の視点を持つ」

  • 若い頃から尊敬する上司の言葉の一つにもありました。到底、その視点で全てを考えることはできないのですが、その訓練を続けることが自分の成長に繋がるのだと思います。

  • 「ポストが人を育てる」「そのポストにふさわしい能力を持った人を配置する」。この2つは人事上で考えられるポイントのだと思いますが、「上司の視点を持つ」ことができている人ならば、「ポストが人を育てる」を当てはめれることができれば、大きくジャンプアップするケースかもしれませんね。

リーダーは2分で決めろ!

「意思決定のしくみを作ること、様々な会議をデザインすること」

  • 働き方改革の検討課題の一つに会議が長いというものがよく出ます。確かに、会議時間✖︎参加者のトータルの時間が使われるので、それは大きな課題だと思います。でも、そこで何かが決まり、コトが前に進めば、その時間を使った対価、価値はあるので、無駄ではないと思っています。一番避けたいのは、情報共有止まりで何も決まらないこと、コトが前に一歩も進まないことですね。あたり前ですが、我々、会議に議題を付議する者が自分の意思を明確にすること、判断材料を揃えておくことは必要ですね。ただし、過剰品質は避けたいですけど。

「相手の感情を動かすストーリーをつくる」

  • 前田さんの「社内プレゼン」「社外プレゼン」の書籍にも書かれていたと思いますが、社外プレゼンの場合は、最初に「課題に対して関心を持ってもらうこと」という記述がありました。社内でも組織が異なれば、また、幹部と現場の社員では、課題認識が違う場合もあるので、このポイントは大切ですね。

  • 相手を動かすためには、「念」を伝えないといけないですね。「念」を伝えるためには、相手の感情を動かすことが大切ですね。

部下との「報連相」が変わると、決断のスピードも上がる

  • 報連相」に加えて、「ザッソウ(雑談・相談)」も。

  • 最近、「ザッソウ(雑談・相談)」の大切さを感じています。

  • なかなか、ひな壇の上司の机の前に行ったりして話すということは部下にとっては心理的負担が少なからずあると思います。それが、雑談から始まり、困っていることの相談ができれば、そういう環境があれば、その職場は風通しのよい、生産性の高い職場になると思っています。

  • 社員の生産性の議論はよくされ、世の中では色々な取組みが検討・実行されています。個人的には社員の心理的安全性をいかに確保するかだと思っています。

  • 私はシニア世代となり、第二の人生を考えるタイミングになっていますが、若い世代の人々に少しでも「pay it forward」ができれば良いと思っています。

「自走する部下は放っておくことで育つ」「部下育成がうまくいかない本当の理由」

  • 部下の育成は本当に難しいと思います。私などは、どうしても自分のスタイルを押しつけがちです。でも、ある時、部下から「私の辛さは、あなたにはわからない」と言われた時は正直ショックでした。

  • やはり部下を理解するためには、相手の価値観を尊重することと、時間をかけることが大切ですね。そのためには、自分の時間をいかに空けるか、そのために何をするかは大切ですね。その中で、部下の悩み(現状)を整理してあげることが大事かと思っています。決して、自分は優秀な人間ではないですが、第3者的立場で客観的に現状分析することはできると思っています。そのコミュニケーションの中で、何が変えられない事実で、その中で自分たちは何ができるのか、どういう選択肢が取れるのかを整理するだけでも、部下の心理的安全性は高まるのではないかと思っています。

  • 好きな禅語のご紹介になりますが、「前後裁断」「諸行無常というものがあります。「過去は」変えられない、「未来」は変えられる、大事なのは「今」。また、時間がそうであるように、常に変化している中で我々は生きているということだと思っています。

チームの問題は「5つのスキル」で解決する

「謙虚に、遠慮せず、同時並行でやる」

  • この言葉好きです。最初、この言葉を目にした時は、「謙虚に遠慮せず」、どうやって実践するのだろうかと思いました。でも、自分の仕事を自分ゴトと捉えて、前に進めたいと考えると、社会人としては、こういう行動になるのだと思い、実践を心がけています。やはり、私たちは人との関わりで全てが成り立っているので、相手を思いやることは決して忘れてはいけないですね。でも、自分の思いを通すことだけを考えて、強烈に圧をかけてくる人もいますが、私にとっては反面教師ですね。

「セルフブランディングスキル」

  • リーダーも常に自分の価値を高めるための努力、そして、自身の専門外の知識を得るために、新たな人との繋がりを増やす努力が必要。それが、リーダーとしての意思決定を早めたり、高めたりすることに繋がるのではないかと思います。

以上です。では、また.....(笑顔)

#1 まだ1日目(Still Day One) ”アマゾンのすごいルール”

2019年も始まり、今日からブログを書き始めます!

不慣れな面が多々あり、初心者🔰ですので、誤記等は大目にみてください。

この年末年始に読んだ本の中でとても興味深かった「アマゾンのすごいルール(佐藤将之著)」の感想を書かさせて頂きます。

 

 Still Day One

  • アマゾンではよく聞かれる言葉。何か大きな目標を達成した時に、「But Still Day One!! でもまだ一日が始まったばかりだけどね」。
  • 私などは大きな目標自体が最終ゴールに設定しがちですが、そこは新たなスタート地点であり、そこから更なるinventが始まるということですね。常に変化。禅の言葉に「諸行無常」というものがありますが、全ては常に変化している。自分も常に変わらないといけないということですね。

 Customers Rile!

  • アマゾンの「基本ルール」がすべて「Customers Rule!」からブレイクダウンされたものである。
  • なぜ、アマゾンが強いのか。その理由は徹底して「お客様最優先」を掲げ、「感動の顧客体験」を届けるという軸が全くブレていないことですね。

 F1を走らせながら修理して、しかもチューナップする会社

  • この表現は見事! ビジネスやテクノロジーの進化の速いけど、アマゾンは、その速さに追随ではなく、自ら、その中心に位置し、周囲を巻き込んで流れを作っているということですね。

「善意」は、決して働かない、働くのは「仕組み」だ

  • 往往にして、人の善意に頼り目的達成を目指そうとしがちですが、仕組みがあって初めて組織や人が動く。尊敬する上司も同じことを言っていたことを思い出した。その方は「仕組みづくり」にこだわっていた。自分がいなくても物事が進むようにしたいと。

 アマゾンの強さを支える「メトリックス」

  • アマゾン幹部のメッセージ。「思考停止に陥るな」、「Make the impossible Possible(不可能なことを可能なことにしよう」
  • 数ヶ月のタフはシアトルHQとの交渉でメトリックスを決定し、それを週単位で管理を実践しているとのこと。このマネジメントも驚き。しかしながら、権限委譲もされていて、スピーディーな判断も。1ヶ月単位や半期単位での予実管理も難しい中、ここまで実践していることには驚きましたね。外部環境の変化が激しい時代には、それぐらいのスピード感で現実を観察し、適宜、新たなアクションをしていく必要があるということですね。

社員のアイデア創発を促すアワードの仕組み(Door Desk Award)

  • このような社員を表彰する仕組みは一般的だと思いますが、多分、アマゾンのDoor Desk Awardは違うのではないか。Customers Rule!が全社員に浸透しているから、その実現のためのアイデアを全社員が考え(自発的な行動)、そこをアマゾンという会社も表彰しようということでWin-Winの関係が成り立っているのでしょうね。

黒船に例えられていたアマゾンですが、Customers Rule!というブレない軸に沿ってすべてのアクションが考え実行してる、そこが、社会に受け入れられているもっとも大きな要因ではないかと思いました。

 

初めてのブログであり、あまり頑張りすぎると、次が続かなそうなので、今回はこれぐらいとさせて頂きます。

 

ではでは.....