kotaro-243's Blog

ありのままの自分が体験し、感じたことを気ままに書いています!!”露堂々”

#6 「少数精鋭の組織論」からの気づき

 

 

〜気になった言葉〜

”固定したら、組織も個人も終わりです”
  • 立場を手に入れても挑戦を続けなければ、成功というおごりが時代錯誤を生みかねません。
  • 無様な人は、堅牢です。ありのままで仕事をしている人は、目立たなくても強いものです。
”使い捨てられない個人になるためには”
  • 部品を動かす軸になるまでいけるかどうかの分かれ目が「基本」なのです。基礎が革新を生むのです。
”迷ったら自分に負荷をかけるべきです”
  • 信頼を失うのは一瞬です。「お客様が我々の生活を支えている」という鉄則を守り抜くべき。表裏のない行動しかない。

”お客さんは人間性と心意気を見ている”
  • 「いいもの」は、手間がかかるのです。覚悟が要ります。維持は、片手間ではできません。

”先を読んだら、仕事がつまらなくなる”
  • 新鮮な興奮を味わうことが、飽きずにやれる原動力です。

”機械にはない「ブレ」こそが愛される”
  • 「うまくいかなくて当たり前」が身について理解できます。寸分たがわず思い通りになったら料理人はむしろ不安にな流ものです。「こんなにうまくいくわけがない。何か見落としていないか。いつかどこかでしっぺかえしが来るのではないだろうか」と。「うまくいかない」が社会であり人生であるのならば、それに慣れることが、一番の打開策になるのではないでしょうか。 

”追い詰められてはじめて、本気が出る”
  • 「どうにもならない」「信じるものは自分しかいない」という渇望が、自分でも意識していない加減のタガをはずしてくれるのではないだろうか。

”満足は、負荷があって享受できるもの”
  • 不自由の中にある満足は、どんな些細なことでも大きく感じられる。この感じ方を日常で身につけられれば、ずいぶん豊かに生きられるではないですか。
”手加減せずに、仕事をするということ”
  • 「ここで終わったらダメだよ!」「やるからにはとことんやらなきゃ!」というこも言っています。一回しかない人生なんですから、真価を出すところまで手加減しないで行ってくれと思っています。
”お客さんの信頼を獲得すること”
  • 自分から売りこむのではなく、お客さんがたずねてくれるお店でありたい、と思っています。それはもちろん、いつもいつも、ワッショイワッショイとはお客さんは来ませんよ。でも、「そういう状況こそが、自分の仕事なんだよなぁ」と考えています。
”チームメイトの真価を引き出すために”
  • チームメイトが失敗して動揺している時ほど俊敏にと思います。立ち止まった人がいれば、また正規の道に戻れるところまで、ぼくが一緒に並走します。
”わからないからいいんじゃないか”
  • 「何で、こんなもん、できねえんだよう!」なんて言われて悩んでいる人もいるかもしれませんが、「わからないことが多い」でいいんじゃないですか。今はどうなるかわからなくても、かならず、先につながってゆくものがあります。長い時間を信じて生きることの方が、なりたい自分に至るのではないでしょうか。

〜雑感〜

  • そもそも、この本は、知り合いからの薦めがあり、組織論の学びのために読み始めました。しかし、読み進めていく中で、著者の生き方そのものにとても興味が出てきて、とても共感できるようになりました。
  • 私自身も決して能力が高いわけではないくせに、見栄っ張り、不必要なプライドが高いところがあり、その結果として、いつも、他人と比べてことばかりして、悩むことが多いです。
  • しかし、著者の言葉通り、万人受けを望まず、自分の料理に「美味しい」と思って、訪れる方を大切にする姿勢はとっても共感しました。
  • ありのままの自分を大切にしながら、その中で、多くの方との繋がりを作り、これからも、愚直に切磋琢磨して生きたいと思います。

 

終わり^^